
面白そうなので、ちょっとおいらも書いてみてみる。
通常、出版社と取次の関係は、委託して一時的に卸した分の書籍の卸し値X部数で支払われます。ちなみに、通常の出版社の場合は、半年精算(精算時に返品相殺もやりますけど)し、その2ヶ月後にお金が払われます。
つまり、出版社を新規に立ち上げた場合、基本8ヶ月はお金が入ってこないという事になるわけです。無論、委託ではなく注文っていう方法もあるので、その場合は売れた月から2ヶ月後に注文分のお金が入ったりするわけですが、この時のその月の返本と相殺されて支払われます。
つまり、出版社をやっていく関係上、返本数っていうのを絶えず気にしないといけないわけで、おいらが勤めていた出版社でも毎週その週の売上なんかを社員一同で共有していました。
まぁ、早い話が、毎月返本赤字にならないように必ず書籍を出せ!っていうのは、どの出版社でもお題目にあり、もし返本分が赤字になると、その月は赤字決算となってしまい、かなりよろしくありません。
で、この総量規制って奴ですが、つまり取次から「今月、オタクがうちにおろせる書籍部数はこれだけね」っていう感じで規制されてしまう事であり、そうなると総量規制以上に返本が合った場合などは、即赤字決算確定!っとなってしまうわけで、結構中小の出版社だとこれだけで大打撃になる可能性があるわけです。
また、総量規制があるって言うことは、売上の上限が暗黙の間に決まってしまうっていうことで、社員数が過多になっている出版社はリストラをしなければならなくなる可能性もあったりします。
まぁ、昔から出版界って、パイ自体は大して変わらないのに(っていうか年々減っていますね)、出版社の数だけは上がり続けてきて、ある意味一番バブリーな業界といえるわけで、ここいらでかなり出版社が減ることは確実でしょうね。
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