薬は毒、毒は薬
胎児に重い障害を起こし販売中止となった催眠鎮静薬「サリドマイド」について、厚生労働省薬事・食品衛生審議会の医薬品部会は27日、血液がんの一つ「多発性骨髄腫」治療薬として承認することを了承した。厚労省はこの結論を上部の同審議会薬事分科会に諮る一方、承認を前提に安全管理対策などを検討する。承認されれば、1962年の販売中止以来四十数年ぶりの復活となる。
どういう事かと言えば、サリドマイドには「血管新生阻害作用」があることがわかり(実はこの「血管新生阻害作用」が妊娠中の子供の成長下において奇形を発生したという見方もあったりする)、それが血液ガンやハンセン病に効く薬と認知されたわけで、以前までは医者個人が患者のために個人輸入していた経緯もある。
つまり、この個人輸入を行うことによってトラブルが発生しかねないということで、国として認知し、監視することになったというのが今回の流れのようです。
【関連URL】
・サリドマイド:再承認へ 血液がん治療薬に 厚労省部会 - 毎日jp(毎日新聞)
・サリドマイド - Wikipedia

