儲け易いだろうとDSで価格カルテルをやったっていうのが真相
シャープの液晶パネル全体の平成20年3月期の売上高は1兆2000億円の見通し。このうち画面サイズ10型以下の中小型液晶に限ると5000億円前後とみられる。
中小型液晶は携帯電話やデジタルカメラなどにも幅広く利用され、技術力の高い日本メーカーが強みを持つ分野。だが、数年前から韓国・台湾メーカーも本格参入し、競合激化が進んでいる。
こうした逆風の中、発売から3年で累計6479万台を販売したDSは液晶パネルをまとまった数量でさばける収益源。だが、圧倒的な購買力を背景にコスト競争力を高めたい任天堂からの値下げ要求に対し、液晶メーカー側は利益を確保するために値下げ幅を抑えたかったとみられる。
同じく立ち入り検査を受けた日立ディスプレイズは低収益性に苦しむ。20年3月期の業績見通しで、2000億円弱の売上高に対して営業利益は約20億円と、営業利益率は1%程度に過ぎない。
中小型液晶は納入先のメーカーや製品によって仕様が異なることが多く、設計などでも高い技術力が要求されるため、「参入障壁が高い」(大手電機メーカー)とされる。実際、任天堂はDS用の液晶パネルをシャープと日立ディスプレイズの2社のみから仕入れている。だが、今回の価格カルテル容疑で、価格下落の著しい薄型テレビ用の大型パネルだけでなく、高付加価値で利益率の高かったはずの中小型液晶も採算に苦しんでいることが浮き彫りになった。(産経関西から抜粋)
勘違いしちゃいけないのは、別段DS向け液晶の営業利益率が1%って言うわけじゃなくて、ディズプレイ自体の利益率が低いっていうことで、売れ線のDS向け液晶の納入で価格カルテルを行って利益率を上げたかったということなわけで、無論任天堂からは圧倒的な数で値下げ要求はされていただろうけど、まぁそれは当たりまえでしょ。
どこの馬鹿企業が価格を下げずに仕入れるかよ・・・みたいな気もする
っていうか、産経の記事自体が微妙に任天堂が悪いみたいな書き方をしてるけど、実際問題この件に関しては任天堂に何の落ち度もないし、悪くもない。
【関連URL】
・産経関西-採算悪化で危機感 DS液晶カルテル容疑




