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・ケニアで小学校襲撃、55人が死亡
・コンゴ 女性ら30人以上虐殺

ザイールといえば、少しは分かる人がいるかも知れない。
現在は、コンゴ民主共和国となっている。
さて、このコンゴでは、ほとんど毎日のように虐殺が部族間で行われており、ニュースにならない虐殺・レイプ・集団暴行は日常茶飯事のようだ。

アフリカという国を語るときに、一般の人が想像するのは大草原にいる野生動物。
そして、ブッシュマンに代表される穏和な現地住民じゃないだろうか?

しかし、ここ10年、いや近代になってからのアフリカは、必ずどこかの国で内戦、そして部族間、宗教観、国家間の戦争に明け暮れており、一体何百万人(大げさではなく)の人間が死んだだろうか?
また、アフリカは、現在も世界中で猛威をふるっているAIDSの発祥地とされており、地域間で見た場合、発症率等が世界でもトップという現状もある。
アフリカがニュースになるとき、必ず虐殺か、暴動か、またはAIDS関連であり、良いニュースというのは、ほとんど効いた事がない。
ただし、そのニュースもよりショッキングなもの、または、ニュースソースとなり得るもの以外は、すべて報道側のフィルターがかかり、我々に知らされる事はない。

もし、日本で「小学校襲撃、55人が死亡」という事件が起きたら?

もし、日本で、「女性ら30人以上虐殺」が起きたら?

何年か前に起きた、小学校襲撃事件の宅間被告(死刑執行され、現在は故人)は、一躍世間に名を知られるようになり、ニュース自体は日本のみならず、先進国でも多く知られるようになった。
しかし、ケニアで起きた小学校襲撃事件、そしてコンゴで起きた虐殺事件は、ニュースとはなり得たが、多くの人間の目には止まらず、そして忘れ去られていく。

また、10年前に起きたルワンダ大量殺戮などは、事件が起きた、100万人規模で虐殺された、という断片的なニュースは伝わっても、語られるべき真実は語られることはなかった。
ニュースでは報道されていない(または、報道出来ないと判断された)真実が、数多くあり、そのほとんどが目を背けるようなおぞましさだ。

特に、ルワンダ大量虐殺に関して、国連、または国連軍、または加盟国が武力行動に出れなかったのは、国連加盟国であり、国連、または加盟している国に多くの影響力を持つアメリカの「アメリカの国益にならない」という理由で、あろう事か国連軍を撤退させてしまう。
そして、ジェノサイド規定という国連の条文をふれるのを恐れ、ジェノサイド的な・・・というあやふやなものに定義し、また、報道規制を引いたとさえ言われた。(実際に報道規制を引いたのは間違いないだろう)
結局、虐殺は反政府ゲリラが政府軍を打倒し、新政権を樹立するまで続いたという。
さて、ここで私が思うのは、はたして我々日本人は、正しいアフリカの姿というのを理解しているだろうか?
ここ数日のアフリカからのニュースを見ていて、私はそう感じました。
ルワンダ虐殺事件について書かれている書籍は、ジェノサイドの丘〈上〉ジェノサイドの丘〈下〉が詳しいだろう。
また、日本公開が危ぶまれている『ホテル・ルワンダ』も、もしみる機会があればだが、鑑賞するに値する映画といえるだろう。

【関連URL】
・『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会
・次世代情報都市"みらい":ルワンダ大虐殺と国連
・crisscross-home:ルワンダの大虐殺
・Amazon:ジェノサイドの丘〈上〉―ルワンダ虐殺の隠された真実
・Amazon:ジェノサイドの丘〈下〉―ルワンダ虐殺の隠された真実

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